ダブルベルト・トレッドミルsplit R
左右のベルトが異なる速度で動作する「ダブルベルト・トレッドミル」
中部地区初導入
ダブルベルト・トレッドミルsplit R
例えば片側性の麻痺をお持ちの方が歩行される場合、どうしても非麻痺側を軸足とした非対称な歩行になります。しかし仮に脳梗塞の場合、病巣は脳であり、脊髄は直接ダメージを受けていません。splitR は、左右のベルト速度を別々に設定できる「ダブルベルトトレッドミル」を採用し、荷重量のかかりにくい麻痺側のベルトを低速にすることで敢えてその荷重量を増やし、ご利用者様本人が左右差を感じない程度に運動量を調整することで、ダメージを受けていない脊髄の機能を促し、脊髄レベルでの歩行の非対称性改善にアプローチします。
特徴
左右の歩行状態を独立して評価
荷重センサーにより、歩幅や接地幅、蹴り出し荷重量など歩行時のデータを多面的に抽出し、データを記録・解析、変化をグラフで表示します。経過を客観的に確認することで最適なリハビリにつなげます。
抽出データ
・歩行時間 | ・歩幅 |
・初期接地荷重量 | ・接地幅 |
・蹴り出し荷重量 | ・接地時間 |
・総荷重量 | ・遊脚時間 |
左右のベルト速度を任意に設定可能
左右のベルト速度を、同速・変速・加速・減速など自在に設定できます。 評価モードで計測されたご利用者様の状態に合わせて最適なベルト速度変化率を割り出し、ウォーミングアップ→歩行訓練→クールダウンの順で自動的に速度変化を行うプロトコルの設置も可能です。
リアルタイムのピッチ音により、
リズムのズレを確認
荷重センサーによって、歩行の接地時にピッチ音を鳴らすことが可能。自身の接地タイミングを音で聴くことで、歩行の左右に生じるズレをリアルタイムで確認できます。また、ピッチ音を自動で平均化し、ご利用者様ごとの理想のピッチ音を鳴らすこともできます。
歩行データの記録、解析が可能
歩行データを記録、解析し、変化をグラフで表示することでリハビリの経過を客観的に確認することができます。